出張をするときのささやかな楽しみは、ずばり「ご当地飯」です。
地域それぞれ、必ずと言ってよいほど色んな美味しいものがあり
それを食べる楽しみがお仕事のモチベーションになることも良くあります。
出張にも随分となれてきて、少し外食もしやすくなってきた今
ひそかに、やってみたいなということが出てきました。
それは「地元居酒屋でお客さんと交流すること」です。
実は、20代前半のころは一人旅が好きで、ひと月に1回のペースで旅行していました。
目的は「景勝地巡り・風景写真撮影・温泉・地酒」。
地酒を嗜むために、地元の方が集まる居酒屋を調べて行っていました。
カウンター席に座り、地酒を頂きながら
一人旅で遠方から来たと店主さんと話していると
面白いもので、大体常連の方が話しかけてくださいます。
その話の中で、その地域での美味しいものや
行ってみるべきオススメの場所など、ガイドブックでは得られない
耳よりな情報を教えてもらえ、旅が随分と充実したものになることもしばしばありました。
時には地元の方との話に花が咲き、
その方のこれまでの人生をイチから聞かせてもらって
まるで映画のような切ない恋愛話に涙したり
お仕事の相談をさせてもらい、目から鱗なアドバイスを頂いたりと
自分の人生の中でも、印象に残る出来事が多い場所でもありました。
家族でもなく、職場の同僚でもなく、友達でもなく
「居酒屋で居合わせた同士の関係」だからこそ話せる話題が
もしかしたらあるのかもしれませんね。
ここ数年、プライベートで旅行に行くことも減ってしまい
こういった機会自体がほとんどなくなってしまいましたが
出張という機会に、久々にやってみたいなと思った年の瀬でした。
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